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俳優の宅間孝行が主宰する「タクフェス」が、“笑い”に振り切った作品を届ける「春のコメディ祭!」。第2弾「笑う巨塔」が4月17日(火)〜22日(日)、兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール(西宮北口)で上演される。
東京のとある所にある病院を舞台に、代議士、とび職人、元横綱ら個性豊かな入院患者と、見舞客、医師、看護師ら様々な人たちが、抱腹絶倒の“大騒動”を繰り広げる。2012年以来の再演。
「いろんな立場の人が普通に行き交うのが病院で、状況のおもしろさに目をつけた。最高傑作の自信がある」と宅間。とびの親方には25年ぶりの舞台出演となる片岡鶴太郎、その娘役に篠田麻里子を迎え、松本享恭、鳥居みゆき、石井愃一、梅垣義明、かとうかず子ら多彩な顔ぶれが、人間味のある温かな笑いを作り出す。宅間は「鶴太郎さんを楽しい芸能の世界に引き戻したい。麻里子さんもこれまでにない姿をお見せできるのでは」と期待。作・演出は頭を悩ませることが多いと話すが、「つまんないものは作りたくない。ルールに縛られず、一人ひとりが自由に弾(はじ)けてもらえる芝居を」と意欲を燃やしている。