日本最大級のケーブルテレビネットワークを持つJ:COM。多くのチャンネルを放送する中、〝徹底的にどローカル〟に、地元密着の番組作りで人気なのがJ:COMチャンネルだ。北摂6市では、「J:COMアワー かみじょうたけし」を放送。タレントのかみじょうたけしが、街を気ままに歩き、地域の人と触れ合いながら、身近なスポットや名所、知る人ぞ知る美食などが登場する内容が好評だ。
かみじょうさんは〝高校野球芸人〟として有名。そこで1915(大正4)年に、現在の全国高校野球選手権大会の前身である全国中等学校優勝野球大会の第1回大会が開かれた豊中市から昨年、「高校野球発祥の地・豊中市 応援団長」を拝命。今月16日から、元プロ野球選手でタレントの板東英二さんをスペシャルゲストに迎え、市内の高校野球ゆかりの場所を巡る番組が放送される。
先日のロケに一部同行した。板東さんとかみじょうさんは、過去に何度か共演経験があるそうで、息ぴったり。板東さんのボケにかみじょうさんがツッコミを入れながら、ロケは順調に進んだ。
最後は、第1回大会が行われた豊中グラウンドの跡地に造られた「高校野球発祥の地記念公園」。板東さんは、徳島商業高校の投手として出場した第40回記念大会で準優勝し、当大会で奪三振83個という大記録を持つ。レンガ塀にはめ込まれた始球式のレリーフや、歴代優勝・準優勝校の名前が入ったプレートを見ながら、板東さんは「今まで何度も大阪来ているのに、こんなところがあったなんて知らなかった!」と驚いた様子だった。高校時代の思い出や、プロ野球選手時代の他チームの選手との交友関係やマル秘話など、つぎからつぎへと話は広がっていった。
初回放送は、北摂6市(豊中・池田・吹田・箕面・茨木・摂津)=16日(金)11時〜を予定(23分間)。31日(土)までJ:COMチャンネル11chでリピート放送されるほか、21日(水・祝)・28日(水)7時30分〜は関西全域でも流れる。
ロケ中、たまたま通りかかったというTNN 豊中報道。2の徳丸さんに遭遇。「何のロケしてんの……?って板東さんやん!」と驚いた様子で、必死に写真を撮影していました。