誰かに話を聞いてもらって「ホッとした」「元気が出た」「勇気がわいた」……そんな経験をしたことはありませんか? 「傾聴」は対人援助やグループファシリテーションなど、人の話をきちんと聴くことが求められる職にある人たちだけでなく、子育て中の保護者にとっても大切なスキルです。
関西外国語大学准教授で同大学学生相談員でもある堅田利明さんを講師にした対人援助と自己援助を考える「『傾聴』による気づきと学びのセミナー2019」が、7月13日(土)10~16時に大阪で開かれる(要事前申し込み)。会場は大阪国際交流センター3階 第3・第4会議室(地下鉄「谷町九丁目」または近鉄「大阪上本町」)で、参加費は4,000円。
堅田さんは言語聴覚士として大阪市立総合医療センター小児言語科で吃音(きつおん)を持つ子どもたちを長年にわたって支援してきた。『キラキラ どもる子どものものがたり』『特別支援を難しく考えないために』『続編キラキラ どもる子どものものがたり 少年慎一の成長記』(いずれも海風社)などの著書がある(詳しくはこちらの記事を参照)。
「セミナーでは、話を聴く際の基本姿勢と傾聴を柱とした面談の方法について、演習を通して学んでいきます。ていねいに感情を聴き取っていくことで、話している人自身が気持ちや考えを整理できたり、今取り組むべき事柄への気づきが得られるなど、深くて貴重な時間を過ごすことができます」と堅田さんは言う。
これまでの参加者からは「答えは話している本人の中にある。傾聴はその発見の手助けをするためにあると思いました。自分が話したことを相手が返してくれた時、自分が思っていることは本当にそうなのだろうかと思い返し、本当に思っていること、感じていることは別のことだと気づきました」「これから思春期に入っていく子とじっくり向き合いたいと思い参加しました。ふだん意識せず当たり前に行っている『話す』『聞く』、会話という行為を、意識するとこんなに変わっていくものかと感じました」などの声が寄せられているそうだ。
【申込方法】6月30日(日)までに事務局へメールで申し込み後、振込先口座へ参加費を入金。メール確認後、事務局から受付番号を返信する(1週間たっても返信がない場合は再度連絡を)。振り込みの際は、振込者の名前の前に受付番号を明記※振込手数料は振込者負担。※子連れでの参加はご遠慮ください <メールに記載する事項>①氏名(フリガナ)②住所③電話番号④メールアドレス(パソコンからのメールが受け取れるもの)⑤職種⑥所属⑦「朝日ファミリーデジタルを見た」⑧参加希望理由 ※いただいた情報は、今回のセミナーのグループ構成にのみ使用。 <振込先>三菱UFJ銀行 天六支店 普通 0272351 口座名:対人援助と自己援助を考えるセミナー事務局テッセンソン淳子 <事務局>大阪府枚方市中宮東之町16-1 関西外国語大学 堅田利明研究室内 テッセンソン淳子 mail:taijinenjoseminar28@gmail.com ※問い合わせもこのメールへ |