2019年7月13日(土)から10月14日(日)まで、大阪市立東洋陶磁美術館で特別展「マリメッコ·スピリッツ フィンランド·ミーツ·ジャパン」が開催中。
1951年、アルミ·ラティアによって創設された北欧フィンランドを代表するテキスタイルブランド、marimekko(マリメッコ)。創業当初から優秀なデザイナーやアーティストを積極的に招き、鮮やかな色彩と力強くユニークなテキスタイルを次々と生み出してきた。
本展では、現代マリメッコで活躍するデザイナー、パーヴォ·ハロネン、マイヤ·ロウエカリ、アイノ=マイヤ·メッツォラの3人に焦点を当て、彼らの代表作をはじめ、その原画やアイデアスケッチ、制作道具、インタビュー映像など、日頃の創作活動を通して、創設以来65年以上もの間不変的に受け継がれてきた “マリメッコ·スピリッツ(マリメッコの精神)” とは何かに迫る。
また、今まで一度も来日したことのない彼らに、今回「JAPAN」というテーマで特別に新作パターンのデザインを依頼。会場では、本展のために制作された新作デザインが披露されるとともに、制作過程も紹介する。
会場内の一角には、大阪での展覧会だけのために新しく設計されたマリメッコ監修の茶室も登場。日本発の茶室文化とマリメッコのデザインが出会う、これまでにない新しい茶室空間を演出する。
さらに今回、日本·フィンランド外交関係樹立100周年を記念した特別展「フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア―コレクション・カッコネン」も同時開催。フィンランド工芸の世界的に著名なコレクターであるキュオスティ・カッコネン氏の所蔵作品から、約130件、フィンランド陶芸の豊かな世界を紹介している。
特別展「マリメッコ・スピリッツ フィンランド・ミーツ・ジャパン」
・「フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア」
会期:2019年7月13日(土)~10月14日(月・祝)
休館日:月曜日(ただし8/12、9/16、23、10/14は開館)、8月13日(火)、9月17日(火)、24日(火)
開館時間:9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
会場:大阪市立東洋陶磁美術館(大阪市北区中之島1-1-26(大阪市中央公会堂東側)
入館料:一般1,200円(1,000)、高大生700円(600)
※( )内は20名以上の団体料金
※中学生以下、障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の方(要証明)は無料