兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC)ファンの皆さん、お元気でいらっしゃいますか? 新型コロナウイルスの影響で、2月15日に第121回の定期演奏会を聴いて以来、大好きなフランス音楽を演奏予定だった3月の122回、井上道義さんがスペインの楽曲を届ける予定だった4月の123回も演奏会が中止になり、PACロスで寂しい思いをしていた私のもとに、本日、ちょっとうれしいニュースが届きました。
YouTubeに「HPAC すみれの花咲く頃プロジェクト」がアップされています。下記のURLをクリックしてみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=8EgYUeh3yys
兵庫県立芸術文化センターの大ホールの舞台に立つ我らが芸術監督・佐渡裕さんが「大変な時ですが、センターはまちの皆さんの心の広場であり続けたい」と視聴者を元気づけるメッセージを語ったあと、自宅にいるPACメンバーたちを指揮して「すみれの花咲く頃」を演奏してくださっています。佐渡さんもPACのみんなも、この状況に耐えて音楽を届けたい気持ちを募らせておられることがよくわかります。
YouTubeのサイトには、この佐渡監督の指揮とPACオーケストラの演奏に合わせた動画を撮って送ると、センターが編集して随時公開する機能も付いています。
動画の投稿先はコチラ https://www.dropbox.com/request/WzIVtAtSz9IhgvXExxsw
皆さん、思い思いに歌ったり踊ったり演奏したりした最後は、マスクを付けて拍手! 会えないけれど、つながりを感じて心が少し温かくなります。
一日も早く大ホールで佐渡さんとPACに会える日を夢見て、今はこのプロジェクトが大きく広がってPACのみんなを勇気づけることになればいいなと願っています。皆さんもどうぞ、ご安全に。(大田季子)