PAC新年の幕開けは下野竜也
「展覧会の絵」
1月16日(土)15時 兵庫県立芸術文化センター

兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC)の新年最初の特別演奏会は、16日(土)15時、KOBELCO大ホールで開かれる。創設間もないころから共演を重ね、PACには欠かせない存在となっている下野竜也の指揮で、北の大地ロシア出身の作曲家たちのドラマチックな名曲を届ける。

冒頭は躍動的な旋律で冒険の始まりを告げる歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲。続いて愛知県出身の気鋭のピアニスト・北村朋幹(ともき)をソリストに迎えてラフマニノフ「ピアノ協奏曲 第2番」。14歳で東京音楽コンクール優勝後、国内外の主要オーケストラと共演を重ねている注目の奏者がPAC初共演で、どんな演奏を披露するのか。大いに楽しみだ。

今回は通常の演奏会のように休憩をはさみ、ムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編)を演奏する。作曲家が友人ハルトマンの遺作展で絵を見た時の印象を元に作られた人気の曲だ。管弦楽用に華やかな編曲を施し、曲調の異なる一つひとつの曲は変化に富み、豊かな色彩が目の前に立ち現れてくるように思えるはずだ。

A席3千円、B席千円。問い合わせはTEL0798・68・0255、芸術文化センターチケットオフィスへ。




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