サッカーJ1のガンバ大阪は、本拠地「パナソニックスタジアム吹田(パナスタ)」を活用したテレワークプラン「パナスタワーク」のサービスを開始した。Jリーグなどイベント利用のない日に限り、VIPラウンジや個室をテレワークのスペースとして利用できる。
外周トラックなどがないサッカー専用スタジアムのパナスタは、客席とピッチが近いことで知られており、テレワーク時も緑一面の鮮やかなピッチを一望。電源やWi-Fiも整い、1日1000円の入場利用料で開放的な環境のもと仕事ができる。試合時は立食形式の飲食スペースとして使用されるVIPラウンジは300平方㍍以上とゆったりした空間。ここに20人分のワークスペースが余裕をもって設置されている。そのままバルコニー席に降りることもでき、芝の匂いやスタジアム特有の雰囲気を味わいながら、気分を変えて仕事もできる。
WEB会議などがあれば、1時間500円の追加料金で個室の利用も可能だ。スタジアムを指定管理するガンバ大阪の担当者は「パナスタは寄付金によって作られた、みんなのスタジアム。だからこそ、みんなに使っていただければ」と呼び掛けた。利用は1日先着20人。前日までにパナスタのホームページで申し込む。