第41回「地方の時代」映像祭が11月14日(日)~19日(金)に関西大学千里山キャンパス(阪急・関大前)で開かれる(日本放送協会、日本民間放送連盟、日本ケーブルテレビ連盟、吹田市、関西大学の共同主催)。
今回の応募作品は全部で270作品。市民・学生・自治体部門で昨年より21増の64作品、高校生(中学生)部門で2増の22作品と増えたが、放送局部門では昨年より8減の135作品、ケーブルテレビ部門でも5減の49作品となった。
2021年の入選作品36作品はコチラ https://www.chihounojidai.jp/work/2021.html
13日(土)に関係者のみで行う贈賞式で、入選作品から「グランプリ」「優秀賞」「選奨」「奨励賞」等の各賞を決定。14日(日)~19日(金)には100周年記念会館内の3会場で、受賞作を中心に作品上映会が行われる。上映時間は11時から18時まで。入場無料(一般参加当日受け付け※感染症対策のため、受付時に氏名・住所などの情報を記入する。会場の収容人数を超える場合は先着順)。
■14日(日)13時~ワークショップ「テレビ局と高校放送部の共同制作から考える」
14日は11時からホールAでグランプリ作品を上映。その後、13時から15時30分にワークショップ「テレビ局と高校放送部の共同制作から考える」を実施。話題の2作品を上映後、パネルディスカッションを行う。
【上映作品】
「黄葉 伍朗ちゃんがいる教室」(テレビ信州・松本深志高校放送委員会)
半世紀近く前に高校を卒業した生徒たちが恩師を囲んで話を聞く、そんな「ホームルーム」の物語をテレビ局と高校放送部が共同制作した作品から見えてくる教育の原点とは――。
「テレビは何を伝えたか~松本サリン事件のテレビ報道から~」(松本美須々ヶ丘高校放送部)
1996年に起きた松本サリン事件で、テレビ局は何故、第一通報者である被害者男性を犯人視し、誤報の訂正も遅れたのか。高校生たちがテレビ報道のあり方を問うた歴史に残る話題作だ。
【パネリスト】松澤 亮(テレビ信州)、西尾 遥(関西大学学生)、谷原 和憲(日本テレビ)、林 直哉(長野県松本深志高等学校教諭)
【司会】村田 麻里子(関西大学社会学部教授)
詳しい上映スケジュールは、「地方の時代」映像祭の下記ホームページで確認を。
https://www.chihounojidai.jp/guide/schedule.html