消費者トラブル 困った時は「188」へ!
甲南女子大の学生たち 啓発グッズに一役

4月から成年年齢が18歳に引き下げられ、若年層の消費者トラブルの増加が懸念される中、兵庫県立消費生活総合センターは、若者に向けて「消費者ホットライン188(いやや)」の利用をアピールする啓発グッズを作った。

写真左から甲南女子大学人間科学部生活環境学科の田口彩夏さん 滝谷真遊美さん 山中彩水さんと、消費生活総合センター所長・大久保徹雄さん ※撮影時のみマスクを外しています

手がけたのは甲南女子大学人間科学部生活環境学科の吉田ゼミの学生たち。消費者トラブルや環境問題について同センターの講義を受け、同世代の学生が毎日使う「ルーズリーフ」を考えた。

デザインはエコをイメージし、海の青と自然の緑を配した。「ユニセックスなデザインと微妙な色使いにこだわりました」と山中彩水さん。各ページには「18歳からもう大人! 困ったときは迷わず188へ電話を!」という滝谷真遊美さん作のキャッチコピーを添え、使い終わる頃には番号を覚えるという仕掛けだ。田口彩夏さんは「自分たちが手がけたものを皆さんに使ってもらえるのはとても楽しみ」と話す。同センターの大久保徹雄所長は「学生の日常に溶け込むデザインで啓発効果も高そうです」と絶賛する。

ルーズリーフは、同センターが県内の大学や高校で実施する出前講座の際に学生らに配布する予定。出前講座の相談は、TEL078・302・4001同センターへ。




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