関西フィルハーモニー管弦楽団
デュメイの弾き振り、藤岡のRVW
今年の定期演奏会も見逃せない

関西を代表する関西フィルハーモニー管弦楽団の本年度の定期演奏会が始まります。ヨーロッパを中心に活躍中の演奏家も多数登場します。

指揮者の個性と豪華演目が光る 関西フィル定期演奏会

1970年の発足以来、地元・関西のファンと企業に育まれた楽団として、地域密着でコンサートを行う「関西フィルハーモニー管弦楽団」。クラシック音楽の裾野を広げる活動など、常に新たな挑戦を続ける存在として愛されるオーケストラです。

左:オーギュスタン・デュメイ ©︎s.yamamoto
右:藤岡幸夫 ©︎青柳 聡

いよいよ2023年度の定期演奏会がザ・シンフォニーホール(JR福島)で始まります。シーズン幕開けの4月29日(土・祝)は、首席指揮者であり、英国王立ノーザン音楽大学指揮科出身の藤岡幸夫がイギリスの作曲家RVW(レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ)の美しい“聖なる交響曲”とも呼ばれる「交響曲第5番 ニ長調」をお届け。5月19日(金)は、音楽監督のオーギュスタン・デュメイが指揮とヴァイオリンを務める「弾き振り」で観客を魅了。ゲストにはマニュエル・ヴィオック=ジュード(ヴィオラ)を迎えてモーツァルトの協奏交響曲をお届けします。

ヨーロッパなどで活躍中の演奏家が登場

2023年度も定期演奏会は、デュメイお墨付きのヨーロッパを中心に活躍する実力派の演奏家を招聘(しょうへい)。個性豊かなラインアップで音楽ファンの期待に応えます。名指揮者たちとの共演が楽しめるのも同楽団ならでは。見逃せない演奏会ばかりです。

デュメイの「モーツァルト・マスターシリーズ」三大交響曲を堪能

フランク・ブラレイ ©︎KENPO

同管弦楽団主催の演奏会「モーツァルト・マスターシリーズ」(会場:住友生命いずみホール)にも注目。モーツァルトの三大交響曲をオーギュスタン・デュメイの指揮(5/26、11/23は弾き振り)で披露します。丸ごと楽しむなら3公演セット券でぜひ。

■5月26日(金)19時開演
交響曲第39番ほか
ピアノ:フランク・ブラレイ
■9月18日(月・祝)15時開演
交響曲第40番ほか
ピアノ:児玉桃
■11月23日(木・祝)15時開演
交響曲第41番「ジュピター」ほか

3公演セット券・S席14,500円
※単券S席5,500円、A席4,500円

 

申し込み・問い合わせ/関西フィルハーモニー管弦楽団
TEL:06・6115・9911 月~金10:00~17:00、土10:00~16:00(日・祝休)
➡公演情報・チケット申し込みなど 詳細はホームページで
 https://kansaiphil.jp/




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