空旅の前後に1泊の楽しみをプラス「OMO関西空港(おも) by 星野リゾート」

りんくうタウン駅から通路で直結

海外からの旅行客の姿が目立つようになり、日本から海外旅行に出かける機運も高まってきた。そんな中で星野リゾート初のエアポートホテル「OMO関西空港(おも) by 星野リゾート」(以下、OMO関西空港)が、南海電鉄・JR「りんくうタウン」駅から徒歩1分の好立地に3月20日オープンし、順調な滑り出しを始めている。

OMO関西空港の開業に取り組むと発表した昨年9月のプレス発表会で、星野佳路(よしはる)代表は「これまで泊まったエアポートホテルで私は、何度も人生最悪の夜を経験した。ただ寝るだけの宿泊体験を変えたい」と熱く語っていた。

OMOブランドは都市観光に特化したホテルで、OMO7大阪、OMO5京都三条など、OMOに続く数字がサービスの幅を示しているが、OMO関西空港はエアポートホテルという新しいカテゴリーが、OMOブランドに参入したことになる。果たしてどんなホテルなのか?

2階のOMOベース

コンセプトは「空チカ、ファンタイム」

駅から通路でつながる2階入り口を入ると、目に飛び込んでくるのが飛行機のエンジンをモチーフにした照明のあるロビーだ。ここが一つ目のOMOベース。オリジナルの飛行機のオブジェに対面するカウンターに設置された端末で、チェックイン。端末台数が多いので、混雑時でもスムーズにチェックインできそうだ。

 

 

 

チェックインカウンター

OMOブランドのホテルでおなじみのご近所(Go-KINJO)マップには、泉佐野漁協青空市場にある地元で人気の定食屋など、スタッフが足で稼いだ情報が張り出されている。レンタサイクルも用意されているので、エアポートホテルだが星野代表が目指す“泊まるだけではない“楽しみ方ができそうだ。

1階のOMOベース

もう一つのOMOベースは、空港行きのバス乗り場がある1階にある。こちらは飛行機の窓や座席をイメージした内装。コンセントをつなげる作業スペースもあるので、出発直前まで作業したり、スマホを充電したりできる。

旅の前後に体を整える大浴場

フライトの前後に体を整えたい人に喜ばれそうなのが、サウナ・半露天風呂付きの大浴場(3階、宿泊者限定で無料)だ。内湯には、電気風呂や炭酸風呂、ドライサウナと水深1㍍の水風呂、外気浴スペースもある。

3階の大浴場は男女とも同じ造り
外気浴ができる半露天風呂
ドライサウナ

 

 

 

 

 

 

スムーズな動線がうれしいビュッフェ

眺望抜群の21階のレストランは、独自の「エクスプレス・フル・ビュッフェ」スタイルを採用。食事券で入場し、先に料理を選んで席に着くことができるので、動線がスムーズ。テイクアウトできるのもうれしい。

夕食タイム(17:00〜21:00、ラストオーダー20:30)のおすすめは、ライブキッチンで提供されるお好み焼きだ。(写真左上から時計回りに)お好み焼きの上に串カツがそのままのったもの、牛すじ肉とこんにゃくの煮込みをのせた「どて焼き」風、タコと青のり、鰹節がのった「たこ焼き」風、鶏肉とひき肉を焼いた「かしみん焼き」風といった、大阪名物の味がトッピングされていて見た目も楽しい。

金紋ソース本舗(大阪市旭区)と共同開発したオリジナルのソースは、隠し味にミックスジュースを使用し、フルーティーでコクのある味わいだ。

朝食メニュー例

朝食タイム(7:00〜10:00、ラストオーダー9:30)のおすすめはパンケーキ。チョコバナナやエッグベネディクトなどを組み合わせて楽しめる。
レストランの利用は宿泊者限定(同伴者は利用可)。食事付きプランでない場合は、レストラン入り口の端末またはフロントで食事券が購入できる。料金(税込み)は夕食2,300円、4〜6歳800円。朝食は1,800円、4〜6歳500円。

客室はスタンダードなツインルーム(定員2人)、家族やグループ向けの和洋室(定員4人)など全8タイプ700室。愛犬と泊まれるドッグフレンドリールームもある。宿泊料は1室あたり16,000円から(税込み、食事なし)。

「OMO関西空港 by 星野リゾート」公式サイトはコチラ

OMO予約センター 050−3134-8095




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