JR西日本は同社が提供する移動生活ナビアプリ「WESTER」とグループ共通ポイントサービス「WESTERポイント」を広く知ってもらおうと、俳優の葵わかなさんとお笑いコンビ「ミキ」の亜生さんをCMやポスターに起用した新しいプロモーションを開始。5月15日にはJR大阪駅で両氏が参加し、新CM発表会が開かれた。
WESTERは、西日本で暮らす人の必需品をめざす「お得で便利なアプリ」。最寄り駅の時刻表やJR西日本の運行情報に簡単にアクセスできるほか、対象店舗で買い物の際、アプリでバーコードを提示するとWESTERポイントが貯まり、貯まったポイントを支払いに使うことができる。また、クーポンやスタンプラリーなどお出かけが楽しくなるコンテンツが充実。いつも使う駅を登録する「マイ駅」機能が5月からアップデートし、遅延状況をリアルタイムに反映した時刻表も一部路線で確認できるようになった。
大阪ステーションシティ5階「時空の広場」で開かれた発表会には、葵わかなと亜生さんが駆けつけた。葵さんは角野栄子さんの「魔女の宅急便」を実写化したテレビCMと同じく、髪に赤いカチューシャを付け、長い竹ボウキを手にした「魔女のキキ」の姿で登場。亜生さんは同作に出てくる「トンボ」をイメージした衣装でステージに上がり、頭には大阪らしい「タコ」の人形を付けて、笑顔をふりまいた。
WESTERアプリを使って西日本エリアのどこへ出かけたいかとの質問に、葵さんは「和歌山県」とフリップで回答。「自然が好きなので熊野古道に行ってみたい。パワーをもらって、旅でリフレッシュできるといいですね」と声を弾ませた。亜生さんは「京都」を挙げ、「夏は暑いけど、祇園祭や鴨川の納涼床など見どころも多いので、ぜひ訪ねてほしい」と出身地を強く推していた。
発表会にはJR西日本の奥田英雄取締役兼執行役員・デジタルソリューション本部長も同席。「WESTERで段違いに便利でおトクで楽しい体験を提供していきたい。WESTERポイントを利用すると山陽新幹線が半額で乗れるサービスなどを検討していますので、ご期待ください」と話していた。
テレビCMは、西のまちを訪れた魔女のキキがWESTERアプリと出会う物語を描き、5月16日から放送開始。JR西日本の主要駅などにも大型ポスターが掲出されている。