三田市を拠点に文化を振興する「アートシティさんだ研究会」は2022年の「大石輝一没後50年展」に続き、2023年も地元ゆかりの洋画家をクローズアップ。
望郷、平和、贖罪など高い精神性を感じさせるテーマで創作する孤高の洋画家「佐﨑紘一」の展覧会を開催します。
その作風は、混沌の世でもがき苦しみながらも
あくまで真実を求める物理学者の姿を見るよう
これまで地元・三田市でも、あまり知られていなかった佐藤紘一。82歳の画伯は中国で終戦を迎え、半世紀前に華やいだ前衛美術グループ「鉄鶏会」で活躍しました。画業66年、美術団体に属さず孤高を貫き、ひたすらにキャンバスに絵筆を下してきました。その作風は、混沌の世にあって、もがき苦しみながらも、あくまで真実を求める物理学者の姿を見るようであるといいます。
「残心」「自惚」「贖罪の時間」「走馬灯」など、タイトルにも哲学的なものを感じることもできるでしょう。
孤高の画伯の歩みを、そして多くの示唆に富んだ作品を、この機会に観覧しませんか。
アトリエ風景
「これは芸術か、物理か 佐﨑紘一の物理学展」
三田市総合文化センター(郷の音ホール)
2023年10月12日(木)~17日(火)
10:00~18:00 (最終日~16:00)
料金500円 ※18歳以下 及び 障害者の方は無料
お問い合わせアートシティさんだ研究会
TEL:080・3274・9788 (海野)
MAIL:rockyunno@gmail.com
https://art-city-sanda.org