桂塩鯛 が独演会 オリ優勝の秋に印象的な3席
10/15(日) サンケイホールブリーゼ

落語家の桂塩鯛が独演会を10月15日(日)14時から、大阪・西梅田のサンケイホールブリーゼで開く。2009年から毎年開いており、コロナが明けた今年は「お客さまの笑い声のボリュームも上がってきた。大ファンのオリックスがリーグ優勝し、阪神と同じになるこんな機会はめったにないので、大いに盛り上がりたい」と意欲を燃やす。

取材会に出席した桂塩鯛=9月、大阪市内で

これまでの噺家生活で印象的だった演目の中から、「代脈」「どうらんの幸助」「まめだ」の3席を演じる。「代脈」は40数年前、入門以前に笑福亭仁鶴の落語会で感銘を受けた演目。「仁鶴師匠らしく忠実に淡々と噺を進めているのに会場は大爆笑。その時のイメージが強烈に残っています」と振り返る。

「どうらんの幸助」は「桂枝雀師匠がよく演じていました。息ができないぐらい、よう笑った。落語の醍醐味が味わえる作品です」と太鼓判を押す。

「まめだ」は故・桂米朝との思い出の作品の一つ。「稽古を付けてもらおうとお願いに行ったら、『好きにやったらええ』と言われました」とエピソードを明かした。

桂まん我、桂弥壱も出演する。塩鯛は「来年には古希を迎え、これまであまりやらなかった演目を襟を正して選びました。しゃべりの季節である秋を楽しんでいただきたい」と話している。

S席4,500円、A席4,200円。問い合わせはブリーゼチケットセンター、06・6341・8888(11~15時)へ。

 




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