兵庫県立芸術文化センターは今年12月に上演する同センタープロデュース「神戸の湊、千年の交々(こもごも)」のエキストラキャストを募集している。
「神戸の湊、千年の交々」は京都を拠点に活動する劇作家・演出家、土田英生(MONO代表)が神戸港の兵庫埠頭を舞台に書き下ろす。大輪田の泊と呼ばれていた時代から、兵庫津、そして神戸港へ変化してく中で、それぞれの時代を舞台にした五つの話がオムニバス形式で展開する。時代を超えて、切なくも温かい時間をつむぐ。本公演は12月7日(土)、同センター阪急中ホールで上演される。
エキストラは関西在住の18歳以上の男女を対象に募る。演技経験があり、俳優をめざして活動している人で、11月7日(木)~12月4日(水)の間にある数回の稽古に参加できること、12月5日(木)~7日(土)の稽古・公演に参加できることが条件。参加は無料だが、出演料、交通費の支払いはない。定員は10人程度。書類審査を通過した人にはワークショップ形式のオーディションが7月3日(水)午後、同センターである。
応募方法、応募書類などは同センターのHPを参照。6月18日(火)必着。第一次審査の結果は25日(火)までにメールで通知される。
土田英生は1967年生まれ。89年に「B級プラクティス」(現在のMONO)を結成し、99年に「その鉄塔に男たちはいるという」で第6回OMS戯曲賞大賞、2001年に「崩れた石垣、のぼる鮭たち」(文学座)で第56回芸術祭賞優秀賞を受賞した。近年はテレビドラマ、映画脚本の執筆も多数。20年に自身が監督・脚本を務めた映画「それぞれ、たまゆら」が公開され、話題を呼んだ。
「土田英生作品に興味があり、芸術文化センターの舞台に立ってみたいという方の応募をお待ちしています」と同センターの担当者は話している。
応募方法、応募書類はこちら
https://www1.gcenter-hyogo.jp/news/2024/05/0523_kobenominato_castbosyu.html