グラングリーン大阪 9月6日に先行開業 梅田の新たなシンボルに

JR・大阪駅前の貨物ヤード跡地で大規模複合開発が進められている「うめきたプロジェクト」。2013年にグランフロント大阪を開業した先行開発区域に続き、うめきた2期地区開発プロジェクト「グラングリーン大阪」が、いよいよ9月6日に先行街開きする。先行街開きでは、都市公園「うめきた公園」をはじめ、中核機能施設「JAM BASE」、ホテル「キャノピーby ヒルトン大阪梅田」など、全敷地のおよそ4割が完成する。

グラングリーン大阪全景

北側の「ノースパーク」と南側の「サウスパーク」で構成されるうめきた公園は、地区面積91,000平方㍍のうち、およそ半分の約45,000平方㍍を占める。先行街開きでは、天然芝が広大に敷かれたサウスパークは全面が、ノースパークは一部が開園する。約320種の高・中木が約1,500本植えられ、大阪駅前に圧倒的な緑の空間を創出する。大屋根イベントスペースと芝生の広場の一体利用で、1万人規模のイベント開催が可能だという。

大屋根イベントスペースと芝生広場
四季折々の植物が囲む

 

JAM BASEには、利用者同士の「ごちゃまぜ」な交流を促す仕掛けが施される

JAM BASEは、プロジェクトの中核を担う施設の総称。北館の1階から9階に企業や大学、スタートアップ企業、研究機関、コワーキングスペースなどが集い、多様な人々が交わることで、新たなアイデアを形にし、社会実装・事業化への挑戦とイノベーションが生まれる場所を目指す。

例えば大阪大学は「みらい創発hive」が参加し、人の心を持った人工脳「CiNet Brain」など、未来技術が体験できる場を設ける。

また立命館大学からは、企業・自治体・他大学などの多層的な交流を通じて、社会課題の解決や新たな事業を共創するオープンイノベーション拠点「ROOT」が進出する。

 

 

北館の上層部には、日本初進出のホテル、キャノピーby ヒルトン大阪梅田が誕生する。53のスイートルーム、19のコネクティングルームを含む、モダンでデザイン性の高い308室の客室を有し、うめきた公園に面したカフェや、多彩なグルメを楽しめるダイニングレストランなど、都市部での滞在やリラックスタイムを満喫できそうだ。

ホテルが入る北館 ©Akira Ito.aifoto
ホテル客室の一例

https://umekita.com/teaser/

※写真の一部はグラングリーン大阪開発事業者の提供




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