12月を迎えてラグビーシーズンが開幕。ジャパンラグビーリーグワン・ディビジョン２の花園近鉄ライナーズは、12月21日（土）に東大阪市花園ラグビー場で豊田自動織機との開幕戦に臨む。開幕を前に、11月12日には同ラグビー場で記者会見を開催。今季新加入した選手８人らが顔をそろえ、奮闘を誓った。
会見には、元監督の前田隆介ゼネラルマネジャーと向井昭吾ヘッドコーチも出席した。前季はディビジョン１の12チーム中で最下位となり、入れ替え戦にも敗れてディビジョン２に降格したライナーズ。向井氏は「前季はブレイクダウンが多く、ボールが継続できなかった。今季は相手より早く動き、ペナルティを減らし、アタック回数を増やして、オールアタックを完結させたい」とディビジョン１復帰に向けて、意気込んだ。
新加入したのは、アキラ・イオアネ、ウィル・ハリソン、ミッチェル・ブラウン、サム・ジェフリーズ、岡本慎太郎、丸山凛太朗、雲山博貴、ティモ・スフィアの８選手。元ニュージーランド代表などの経歴を持つイオアネ選手は「インパクトのあるプレーを追求したい。試合でベストが出せるように、若手の成長もサポートしていきたい」と抱負を語った。静岡ブルーレヴズから移籍となった岡本選手は「ライナーズはとても仲が良く、明るいチームで、地元の関西に戻ってこられてうれしい」と話した。
前田氏は「新加入の８名には、それぞれの持ち味を出したプレーを楽しみにしています。時に厳しく、時に楽しく、しっかりと結果を出していくことを大切にしたい」と期待を述べた。
花園近鉄ライナーズの活躍や最新情報は、ライナーズHP（https://hanazono-liners.jp/）のほか、近鉄ケーブルネットワーク（KCN）などで放送されている番組「いてまえ！花園近鉄ライナーズ」（毎月１日更新）でも見ることができる。