5月20日(日)17時からノエビアスタジアム神戸(神戸市営地下鉄・御崎公園駅)で行われるサッカーJ1、ヴィッセル神戸vs北海道コンサドーレ札幌が、「史上最強に甘い闘い」になると注目を集めている。
神戸と札幌。共に“洋菓子の街”をホームタウンとし、スイーツ業界で働く人の数が全国1位(北海道)と2位(兵庫)(※100万人あたりの従事者割合、2012年日本政策投資銀行調べ)。さらに両チームのスポンサーは、神戸がアンリ・シャルパンティエなどのブランドを展開するシュゼット・ホールディングス、札幌は「白い恋人」でおなじみの石屋製菓と、共にスイーツ企業。シュゼット・ホールディングスの蟻田剛毅社長が、石屋製菓の石水創社長に提案したことで、5月20日は「スイーツマッチ2018『史上最強に甘い闘い』」と銘打たれ、スイーツとサッカーで両クラブの対決が繰り広げられる。
当日はスイーツづくしのさまざまなイベントを実施。先着3000人に、アンリ・シャルパンティエのフィナンシェと白い恋人が配布されるほか、2社がタッグを組んで生まれたスペシャルコラボのお菓子セット(当日限定・2000円)には、北海道限定販売の商品も含まれるという。
対戦を前に制作された告知動画では、両社長が「わが街こそ、スイーツの街の頂点です!」と共に宣言し、早くも対決ムードが高まる。記者会見に臨んだ蟻田社長は「ライバルチームが戦うダービーマッチはJリーグに数あるが、お菓子屋をスポンサーとするクラブが戦う、スポンサー同士のダービーは初めてでは。2年前にコンサドーレがJ1に再昇格したときから考えていた。お菓子の力でサッカーを面白くしたい」と意気込む。
一方、“挑戦状をたたきつけられた”石水社長は「Jリーグ初のスイーツマッチということに面白さを感じた。サッカーを通じてスポンサー同士の交流や発信が広げられるのは、Jリーグにとっても大きな一歩では」と話す。
互いをリスペクトしあうライバル同士でもある。「札幌のスイーツ業界は、メディア戦略が巧み。インバウンドの取り込みも見習うべきところがあり、新千歳空港などでも驚かされる」(蟻田社長)。「神戸のスイーツ業界は一つひとつの店舗に個性があり、街の人に愛され、かつ全国区。お菓子職人をとても大切にしているイメージがある」(石水社長)。
スイーツの街の威信をかけた、互いにとって負けられない一戦。スイーツが溶けるほど熱く盛り上がることは必至だ。
【詳細はこちら ※告知動画も視聴できます】