9月末から始まるBリーグの新シーズンの行方を占うカップ戦「B.LEAGUE EARLY CUP 2018 KANSAI」が9月7日(金)~9日(日)にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で開催される。7月20日に開催発表会見が行われ、西宮ストークスの道原紀晃選手をはじめとする関西4クラブの代表選手と大河正明チェアマンが意気込みなどを語った。
出場するのは西宮ストークス、大阪エヴェッサ、滋賀レイクスターズ、バンビシャス奈良、琉球ゴールデンキングスのBリーグ勢と、韓国からソウル三星サンダースの計6クラブ。一発勝負のトーナメント戦を3日間にわたり繰り広げ、優勝を争う。「初開催となった昨年は、プレシーズンのカップ戦とはいえ、その結果がそのままリーグ戦の成績に直結した感がある。今年もそういう観点で見てもらえたら」と大河チェアマンが話したように、アーリーカップは新シーズンの行方を占う“前哨戦”的な意味合いもある。勝って勢いをつけたまま、2018-19シーズンに臨みたいところだ。
西宮ストークス9/7初戦の相手は、韓国のソウル三星サンダース。幾度となく同じコートに立ってきたBリーグ勢とは違う、未知の相手を前にしても、道原選手は「自分たちのやってきたことが、海外勢を相手にどれだけ通用するか試せるいいチャンス。フィジカルやシュート力も圧倒的だと思うが、自分のキャリアにもきっといい影響をもたらしてくれると思う」と、ひるむどころか前向きにとらえているところが、頼もしい限りだ。
昨シーズンのB1での戦いから降格して、B2で臨む新シーズン。「アーリーカップは1年の出だしとして大事だと考えている。強豪チームが相手でも優勝を狙う。そして昨シーズン、苦しい場面でも熱いサポートをしてくれた皆さんのためにも、必ず1年でB1に再昇格して、恩返しをしたい」と誓う。
5月に幕を閉じた昨シーズンから、つかの間のオフを経て、チームは徐々に始動。ウェートトレーニングやランニングなどのメニューを日々「いい雰囲気で行えている」という。「昨シーズンよりも成長したところを、いち早くみなさんに披露できる場面」と、道原選手もその戦いの魅力を語るアーリーカップ。幸先のいいスタートを切ってほしいところだ。
【詳細はアーリーカップ公式HPで】
https://www.bleague.jp/earlycup2018/