日本酒と音楽が好きな大人に届ける極上エンターテインメント! 2/27(土)豊中で

お酒に聴かせるために作った楽曲を、樽の中で醸造中のお酒に聴かせて、その酒と音楽を味わおうという前代未聞の大人のプロジェクト「交響曲 獺祭 ~磨migaki~五感で味わうコンサート」の開催が、いよいよ2月27日(土)に迫った。

日本センチュリー交響楽団と山口県の旭酒造「獺祭」、オンキヨーの共同制作プロジェクトで、当日14時から豊中市立文化芸術センター大ホールで世界初演される。開演前には指揮の飯森範親さん、作曲を委嘱された和田薫さん、旭酒造の桜井博志会長によるプレトークも予定されている。

世界初演される「交響曲 獺祭 ~磨migaki~」は和のテイストが盛り込まれたスケールの大きな壮大な楽曲に仕上がっており、この日がお披露目となる特別醸造のお酒と共に、粋な大人の楽しみを与えてくれそうだ。

和田さんによると、各楽章のタイトル企図は次の通り。

第一楽章 獺越 (おそごえ):旭酒造発祥の地であり、獺祭の名の由来となる土地の名前・獺越を楽章タイトルにしました。山々に囲まれた自然、清涼な川の流れ、そしてあらゆる苦難を乗り越えて獺祭が生まれるまでの足跡をイメージ。

第二楽章 発酵:獺祭醸造の過程である発酵時に効用試聴させる楽曲。静かに時間が流れる。

第三楽章 酔心 (よいごころ):泉鏡花の「白金之絵図」の一節「…帰りがけに、大門前の蕎麦屋で一酌傾け、思いの外の酔心(よいごころ)に、フト思い出しましたは、老人一人の姪がござる。」からの引用。お酒を嗜むに音楽は良い肴。楽しくもゆったりとしたイメージ。

第四楽章 熟成:獺祭醸造の過程である熟成時に効用試聴させる楽曲。5・7のテンポ感のあるリズムを主体とし、活性作用を促すイメージ。

第五楽章 その先へ:獺祭の最上位ブランドである「その先へ」の発想元である『品質を高めて、新しい価値を生み出すこと。』*をモチーフに、未来へ飛翔する獺祭をイメージ。*桜井会長の著書「獺祭の口ぐせ」より

 

オンキヨ―が開発した加振器「Vibtone」を発酵樽に設置してお酒に聴かせたのは、日本センチュリー交響楽団がレコーディングした第二楽章「発酵」と第四楽章「熟成」。

でき上ったお酒をテイスティングした桜井会長は「1月に搾った1本目の酒は私たちの思いに応える酒に到達していないと判断されて『交響曲 獺祭 ~磨~』と名付けられることはなかった。2本目として再チャレンジされたこの酒は香り高く芳醇でありながらぎりぎりのバランスを保っていて、口の中でパワーとまとまりを見せながら長い余韻とともに消えていく様を楽しむことのできる酒」と太鼓判を押している。

 S席8,500円、A席5,500円。S席にはスペシャル特典として「交響曲獺祭 ~磨~」300mlボトル(非売品、20歳以上の人に限る)と楽曲のCDが付く。今回醸造した「交響曲獺祭 ~磨~」は市販せず、会場内の特設販売所で公演来場者にのみ720mlボトル6,000円(税込み)で販売する。

なお、このコンサートは28日(日)には山口県の周南市文化会館で13時と17時の2公演が予定されている。

旭酒造周辺の豊かな自然風景と「交響曲 獺祭」の秘蔵音源が入ったスペシャル映像が楽しめる特設サイトは左のQRコードからどうぞ(チケット購入サイトにもリンクしています)

 

【予約・問い合わせ】センチュリー・チケットサービス TEL06・6848・3311(平日11:30~17:30※短縮営業中)

 




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