「緑のテーブル2017」は、ドイツの振付家クルト・ヨースが1932年に発表した「La Table Verte(緑のテーブル)」に想を得て、2017年に新たに創作・発表したコンテンポラリーダンス作品です。ナチスが台頭し戦争の足音が近づく32年にパリの振付コンクールで優勝した古典的名作を、ヨースの弟子たちにダンスを学んだ岡登志子が、「今」の視点で問い直し、心に届くメッセージを際立たせて創り上げたものです。
今回の神戸文化ホール開館50周年バージョンでは、作品誕生の年に生まれた91歳の貞松融(貞松・浜田バレエ団代表)をはじめ、舞踊家・振付家として精力的に活動し高い評価を得る中村恩恵、関西の舞台芸術シーンで異彩を放つ垣尾優がゲスト出演するほか、貞松・浜田バレエ団や岡が主宰するアンサンブル・ゾネのダンサー、大蔵流狂言方の善竹忠亮や劇団壱劇屋を率いる大熊隆太郎らも出演します。
さらに、地域で多彩な活動をする賛助出演者や公募した市民・学生、総勢50人が祈りの踊りで登場。祝祭感にあふれるものとなるでしょう。
■公演概要
チケット好評発売中
10/21(土)15:00開演 中ホール (神戸文化ホール開館50周年記念事業)
一般4,000円
U25(25歳以下)2,500円
高校生以下1,000円
※未就学児入場不可