梅田にコシノジュンコ監修のレストラン
1970年代をイメージ 「目にもおいしい」黒と白の独創コース

大阪出身の世界的デザイナー、コシノジュンコさんがプロデュースするレストラン「Cafe de JUNKO」が2月12日(日)まで、JR大阪駅直結のホテルグランヴィア大阪にオープンしている。

内覧会に出席したコシノジュンコさん(右)とホテルグランヴィア大阪の佐々田総料理長

大阪・梅田エリアの観光の魅力を食とアートで発信する「大阪来てな!キャンペーン『ポップアップフェス in 大阪梅田』」の一環で、同ホテル19階スカイダイニング「アブ」が、メニューも内装も期間限定で華麗に変身してお目見え。パリのカフェを思わせる空間には、1970年代のコシノジュンコさんの大型写真や1970年大阪万博の会場写真が随所に貼り出され、店内に流れる当時の音楽とともに、自由な雰囲気に満ちたフランスの街角にタイムスリップした気分になる。

コシノジュンコ流お好み焼き フォアグラ乗せ

料理はコシノジュンコさんが大阪をベースにしたものに、独自のクリエーティブなコラボレーションメニューを考案。同ホテルの佐々田総料理長が目で見て、食べて、おいしい料理に仕上げた。いずれもコシノジュンコさんが得意とする黒と白を基調に「対極」のデザインコンセプトで表現。テレビでも紹介され話題になったコシノ家のスペシャリテ「フォアグラを乗せた超豪華なお好み焼き」も再現され、独創性にあふれた多彩なメニューが楽しめる。佐々田総料理長によると、黒はイカスミや竹炭、焦げなどを活用して趣向を凝らしたという。

 

ホタテ貝柱と舌平目のシャンパーニュ風味 チーズ入りリゾットと和ハーブの香り

オープン前に店を訪れたコシノジュンコさんは「料理は目で見て、目で食べることから始まる。そして食べて感動するの。大阪は気取らず、おいしいものがたくさんあり、世界と十分に勝負できる不思議な魅力がある。70年代は日本が明るかった時代だけど、2025年には大阪でまた万博もあるので、大阪から新しいものをどんどん創造していかなきゃ」と話していた。

ランチコースは3,500円~、ディナーコースは6,000円~(税サ込み)。ホテルグランヴィアレストラン予約センター、電話06・7664・1221。




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カテゴリ: グルメ