贅沢なお取り寄せ「キャビアとウォッカ」
【宮崎キャビア1983】宮崎県
外食がままならなかったこの冬、せめて自宅でおいしいものを食べたいと、不定期ながらお取り寄せが習慣になっていた。そんななかで、ちょっと勇気を出して取り寄せたのがキャビアだ。和食に合うように作られた国産のキャビア、前にレストランで食べたときの味の記憶がよみがえったら、もう気持ちは止められない。
ポチッと注文したら翌日に届いてちょっとびっくりした。
ジャケ買いしたことは否めない、かわいいケースに入ったキャビアに、4種類のブリニ、無塩バターのセットだ。そして、「キャビア職人がキャビアのために作ったプレミアム ウォッカ」というフレーズにそそられて、ウォッカも注文した。
ウォッカベースのカクテルを飲んだことはあるけれど、ボトルで買ったのは初めて。「宮崎産日向夏、平兵衛酢、和歌山県の山椒の香味成分が溶けこんだところで、蒸留抽出し、白樺の炭で濾過した」いう説明を読みながら、まずはストレートでひとくち。40°もあるからきついはずなのに、甘みがふわりと広がる。次にロックで飲んでみると味が少し引き締まったような感じ。さらに炭酸で割ってレモンをしぼってみると、うーんさわやかで飲みやす
キャビアは、一緒に送られてきた小さな白蝶貝のスプーンですくって口に運ぶ。塩けは控えめで旨みがぐーんと広がる。次にブリニにキャビアと無塩バターをのせてみる。なめらかなバターに包み込まれてもキャビアが味を主張している。結局ウォッカは炭酸割りに落ち着いて、キャビアをひとりじめ。なんと贅沢な自分へのプレゼント。
「日本人がおいしいと思えるキャビアを作りたい」という目標を立てて、研究開発された宮崎キャビア1983。チョウザメの養殖が始まったのが1983年。安定して生産しキャビアを供給できるようになるまでに長い歳月を要した。そして、4年連続ANA国際線ファーストクラスの機内食に選ばれ、G7伊勢志摩サミットでは、ほぼ全ての食材が三重県産という中で、宮崎県の「1983ジャパンキャビア」が選ばれた。和食の名店、「祇園 さゝ木」とのコラボで昆布の風味のキャビアを作り、京都吉兆とのコラボでは、ダシと醤油で味付けたキャビアを作るなど、さらに味の進化は続いている。
◆ MENU(税込)
1983 JCAVIAR &ブリニセット8,100円
内容:キャビア12g、ブリニ(日向夏、ほうれん草、玉ねぎ、ほうじ茶)、無塩バター、キャビア専用製スプーン
◆ Data
ジャパンキャビア株式会社
宮崎県宮崎市瓜生野6388-7
TEL0120-886-863
https://www.japancaviar.jp/
https://store.japancaviar.jp/
◆ Writing / 松田きこ(ウエストプラン)
http://www.west-plan.com/
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため対策した上で取材・撮影しています。
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