観光キャラバン隊が福井の桜をPR 「ゆったりした時間の中で楽しんで」

3月25日(土)~4月9日(日)に開催される「第38回ふくい桜まつり」をPRしようと、福井市の観光担当者が朝日ファミリー編集部を訪れた。

ふくい桜まつりは、足羽川と足羽山を中心に福井市内の桜が一斉に薄紅色に咲き誇る、福井に春の訪れを告げる風物詩となっている。

日本さくら名所100選にも選ばれている足羽川の桜並木

代表的な花見スポットは、2.2キロの桜並木が続く足羽川の河川敷。市の中心部を流れ、市民憩いの場として親しまれるこの川は、600本の桜のトンネルに表情を変える。約3500本の桜が見られる足羽山の足羽神社に植えられた樹齢370年の枝垂れ桜も見どころ。夜間はライトアップされ、昼とは違う幻想的な桜の印象を演出する。今年はさらに新たな取り組みとして、風情ある「桟敷席」を、足羽川と福井城址を望む福井市中央公園に設置。ゆったりと桜を愛でる特等席として利用してほしいという。

戦国時代の朝倉氏の栄華を極めた城下町を再現した、一乗谷朝倉氏遺跡にも足を延ばしたい。市内中心部からバスで25分。地元では「糸桜」と呼ばれる枝垂れ桜が咲き誇り、春ならではの表情を見せる。昨年10月には福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館が開館。当主の居館の一部を再現した「朝倉館」や、建設中に発掘された「川湊の跡」を出土時のまま展示した「石敷遺構」など、見どころがたっぷりだ。

ライトアップされた足羽神社の枝垂れ桜
一乗谷朝倉氏遺跡の「糸桜」も荘厳にライトアップ

福井市観光協会の加畑美佐穂さんは「都会よりも時間の流れ方がゆったりしている福井市で、桜の季節を満喫してほしい」とアピールしていた。
【公式HP】https://fuku-iro.jp/fukuiromikke/sakura/

PRのため朝日ファミリー編集部を訪れた、福井市観光協会の加畑美佐穂さん(左)、福井市おもてなし観光推進課の南部滋さん

 

 




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