大型連休も終わって日常が戻ってきました。進級・進学の4月から華やかであわただしい時期を夢中で過ごした子育て中のお母さんは、ホッと一息ついている頃でしょうか。何か新しいことを自分のために始めてみたいけど、外に出て行く余裕はまだちょっとないという人は、独学で写真の腕を磨いてみませんか?
堺市在住の写真家・やまぐち千予さん(37)が2016年秋に出版した「これからはじめるデジタル一眼カメラ写真と撮影の新しい教科書」(B5判変型、152ページ、発行所=SBクリエイティブ)は、家の中でコップを撮影することからスタートする写真撮影術の指南書だ。定価1,780円(税別)。
「初めてカメラを手にした人にもわかりやすいように、構図の取り方のコツなどを33の法則にまとめ、随所にbefore(ビフォア)とafter(アフター)で実際に撮影した写真がどう変わるのかをフルカラーで解説しています。さらに本の内容をDVDの動画でも説明しているので、たくさんの読者から『わかりやすい』と好評なんです」と、やまぐちさん。
システムエンジニアを経て写真家に転身し、料理・スイーツ・人物を中心に多数の商業撮影を手掛けてきたやまぐちさんは、具体的な教え方で写真講座などでも人気の講師だ。カメラ好きのオトナ女子たちが集まる「関西カメラ女子部」も主宰している。