第一回 U35 京都朗読コンテスト(主催:一般社団法人朗読表現研究会)の「本選」が、8月27日、京都市北文化会館ホール(地下鉄北大路)で開かれた。
本選に進んだ10人の中から、「烏の北斗七星」(宮沢賢治作)を朗読した飯干大嵩(まさたか)さん(東京都稲城市)が最優秀賞に選ばれた。本選出場者からは、「コロナ禍において生の舞台という場に立てた」という喜びと感謝の言葉があった。
主催者の同研究会代表理事の佐野真希子さんは、「初めての開催で、応募者数も予測できず不安でした。ふたを開けてみれば、246名と想定を大きく上回る応募が全国から集まりました。本選にも、東京都や三重県や島根県の方が進みました。本選での朗読レベルはとても高く、ほっと胸をなでおろしています。若者たちが表現する言葉は、未来の文化芸術に対し影響力を持つに違いないという思いで、第二回につなげていきたいです」と抱負を語った。
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