最優秀賞は高校生部門・福島さん、一般部門・シラフさん
「第二回 U35京都朗読コンテスト」最優秀賞 決まる

第二回 U35 京都朗読コンテスト(主催:一般社団法人朗読表現研究会)の「本選」が、10月22日、京都市北文化会館ホール(地下鉄北大路)で開かれた。

「第二回 U35 京都朗読コンテスト」の入賞者と参加の皆さん

「朗読」に若い世代も親しんでもらおうと開いているコンテスト。本選には高校生部門から4名、一般部門から8名の計12名が進んだ。高校生部門では「羅生門」(芥川龍之介)より抜粋を朗読した福岡市の福島百香(ももか)さん、一般部門では「殺人の涯」(海野十三)を朗読した東京都板橋区のシラフさんが、それぞれ最優秀賞に輝いた。また、「仙人」(芥川龍之介)より抜粋を朗読した大阪府寝屋川市の溝口颯人(はやと)さんが優秀賞に選ばれた。

主催者の同研究会代表理事の佐野真希子さんは、「今回は高校生部門を設けたことで、朗読の楽しさをより若い世代へ伝えられたのではないかと思います。第二回の応募総数は153名で、第一回同様、全国からエントリーがありました。非常にレベルが高く、朗読の未来に向けて少し光が見え始めたような気がしています」と今後の活動の抱負を語った。

同研究会は、朗読という表現を通じて人や地域の交流を図り、文化芸術として根付かせることを目的に2019年京都市で設立。ワークショップや勉強会など、朗読を広く普及させる活動をしている。

一般社団法人朗読表現研究会 https://www.rlabo.jp/

問い合わせ info@rlabo.jp




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カテゴリ: ライフ&アート