今年は世界人権宣言が国連で採択されて70周年にあたる(外務省のホームページで公開されている世界人権宣言の日本語訳はコチラ)。第二次世界大戦を防げなかった国際連盟の反省を踏まえて1945年に設立された国際連合が、パリで開いた第3回総会で「すべての人が生まれながらに基本的人権を持つ」ことを世界で初めて認めた、人類の歴史において意義深い宣言だ。
この70周年を記念して、ヒューライツ大阪(一般財団法人アジア・太平洋人権情報センター、事務局:大阪市西区)は、人権について考えるきっかけになる映画を取り上げる「ワンコイン映画上映会」を開いている。10月13日にクレオ大阪中央で開かれた1日目は、のべ140人が参加してすでに終了したが、2日目が11月11日(日)に大阪国際交流センター小ホール(地下鉄「谷町九丁目」または近鉄「大阪上本町」)で開かれる。14時開場(各回先着100人)。料金は1作品につき500円。
上映作品は①14時15分から「奇跡の教室~受け継ぐ者たちへ」(2014年フランス/105分/マリー=カスティーユ・マンション=シャール監督)、②「希望のかなた」(2017年フィンランド/98分/アキ・カウリスマキ監督)。 予約・問い合わせは電話・FAX・Eメールで、ヒューライツ大阪へ。
TEL:06・6543・7003(平日9時30分~17時30分)
FAX:06・6543・7004
Eメール:webmail@hurights.or.jp