元読売テレビアナウンサーの清水健さん(42)によるクリスマス講演会が、12月14日(金)14時、千里朝日阪急ビル4階A&Hホール(千里中央)で開かれる。全日本不動産協会大阪府本部 北大阪支部が主催。「今を考える、大切な想いとともに」と題して、実体験を踏まえながら“愛しい人のために今できること”を語る。
バラエティー番組や報道番組でキャスターを務めてきた清水さん。私生活では2013年に結婚し、翌年に長男が誕生。しかし、3カ月後に妻の奈緒さんを乳がんで亡くした。16年には、結婚生活や闘病の日々などをつづった自身初の著書「112日間のママ」を発表。15万部以上のベストセラーになった。
奈緒さんの遺志を引き継ぎ、医療サービスがさらに多くの人に行き渡るようにしたいと、書籍の印税をもとに同年に「一般社団法人清水健基金」を設立。入院施設への援助や難病対策を掲げる団体への支援活動などに取り組む一方、大切な人を病気で亡くした当事者として講演の依頼を受けるようになった。
関西を中心に各地を巡り、講演回数は現在200回以上を数える。演台は使わず、マイクを握りしめて話す。病気や人生の困難に直面している人々に少しでも前向きな気持ちになってもらいたいと、来場者の声に耳を傾けながら、メッセージを発信し続けている。
無料。先着180人。要電話申し込み。℡06・6155・1717、全日本不動産協会大阪府本部北大阪支部。