街バルやマルシェなどを通して、商都・大阪の新しい魅力に出あう街歩きイベント「第八回 北船場茶論2019」が、5月25日(土)、大阪都心の淀屋橋や北浜、本町などの北船場エリアで開かれる。
メインとなるのは、北船場エリアの飲食店約100店舗による「北船場(バ)ル」。5枚つづりのチケット(前売り3,200円、当日3,500円)を購入し、店でチケットを1枚提示すると、ドリンク1杯とこの日限定のバルメニューを味わえる(チケットが2枚必要な店舗もあり)。
昨年は日本料理「味吉兆 ぶんぶ庵」、中華料理「華都飯店」、焼肉店「万葉まえだ亭」などが参加。店舗の3割ほどを主催者が毎年入れ替えるため、新顔を目当てに訪れるリピーターも増え、毎回3千人ほどでにぎわう。バルチケット購入者はかつて船場の商家が用いた船場言葉が記されたカードを集める「せんばことばラリー」にも参加でき、4枚のカードを集めると商品券などが抽選で当たる。
本町ガーデンシティ1階エントランスホールではスペシャル企画を用意。25日(土)~31日(金)には、持ち寄った書籍をタイトルがわからないようにカバーし、その本への思いをつづったメッセージカードを頼りに交換する「BLIND BOOK MARKET」、25日(土)には大阪の街に詳しいゲストを迎えてのトークショーとフラメンコ集団のパフォーマンス、相愛大学の学生らによるコンサートが予定されている。淀屋橋odona1階では、25日(土)13~19時に農産物が並ぶマルシェも開かれる。
「北船場茶論」は商業施設開発や地域活性化事業を手がける株式会社ケイオス(大阪市中央区)ほかが2012年から始めた。同社の澤田充代表は、「食や本、人との新しい出あいを楽しみながら、歴史ある街の魅力を感じて欲しい」と参加を呼び掛ける。
「北船場(バ)ル」は12時スタート(参加店舗によって異なる場合あり)。「せんばことばラリー」は12~21時(先着150人に達した場合抽選終了)、淀屋橋odona1階。前売りチケットは公式HP http://kitasemba-salon.com/で申し込みできる。℡06・6222・1933、北船場茶論事務局。