【そごう・西武から屋号変更】
トキメキとワクワク より親しまれる百貨店へ
「神戸阪急」「高槻阪急」10月5日(土)誕生

 10月5日(土)、神戸・三宮と高槻に「阪急百貨店」がお目見えします。そごう神戸店が「神戸阪急」に、西武高槻店が「高槻阪急」にそれぞれ屋号を変更。阪神間・北摂エリアで親しまれる阪急阪神百貨店のノウハウやサービスを導入し、どのような百貨店に生まれ変わるのかを紹介しましょう。

 

阪急阪神の経営に移行

神戸阪急外装イメージ
神戸阪急外装イメージ

 阪急阪神百貨店を傘下に置くエイチ・ツー・オー リテイリングが2年前、セブン&アイ・ホールディングスから神戸と高槻の2店の経営権や建物などを取得。今回の屋号変更により、地域での存在感をさらに高める。
 JR三ノ宮駅前で新しくスタートする神戸阪急のテーマは「フェスティバル365」。ヒト・モノ・コトを通じて新しい出あいを発見するトキメキ、躍動感あるワクワク、親しみやすい心地よさを毎日提供する百貨店をめざす。

食のエンタメをめざす

 一番の注目は地階食品売り場。11月27日(水)の全面完成に向けて、順次リニューアル工事が進んでおり、11月8日(金)にはリカー売り場が完成する。灘の酒どころを抱える神戸ならではの地酒が豊富にそろう「灘・兵庫SAKE BAR」や、いま人気のクラフトビールを集める「CRAFT BEER BAR」など、訪れる人々が楽しめるような売り場になりそう。現在工事中の惣菜(そうざい)売り場にはセントラル厨房(ちゅうぼう)を新たに設置し、出来たて、作りたてのお弁当が充実する。
 9階催場は面積を約1.3倍に拡大。オープニング記念として10月5日(土)からは「北海道物産大会」、18日(金)からは初企画の「フランスフェア2019」を開く。

神戸阪急リカー売り場(パース)
神戸阪急リカー売り場(パース)

 

浅野ゆう子トークショー

 JR三ノ宮からの歩道橋とつながる2階山側の「サンファーレ広場」は、「グランパティオ」に生まれ変わる。10月5日にはオープニングイベントとして、神戸出身の女優・浅野ゆう子のトークショーなどを開くほか、10月29日(火)までの誕生祭期間中の週末を中心に、アーティストやミュージシャンが来場し、イベントが続く。

 

地元密着で楽しく便利に

高槻阪急外装イメージ
高槻阪急外装イメージ

 高槻阪急は、地元の人々の暮らしに寄り添った地元密着型の百貨店がコンセプト。より楽しく日常使いできるフードフロアとして地階食品売り場を惣菜、和洋菓子、生鮮、グロサリー売り場と段階的にリニューアルし、11月22日(金)にグランドオープンする。
 阪急阪神各支店の中では最大規模となる「銘菓銘品日本の味コーナー」や、毎日の献立に役立つレシピやおすすめ食材を提案する「キッチンステージ」、お休み処(どころ)を併設した「おやつコーナー」などを設置。和洋菓子を中心に阪急うめだ本店からのお取り寄せサービスや、購入した商品を自宅に届ける当日お届けサービス(有料)などのサービスも始まる。

高槻阪急 惣菜売り場(パース)
高槻阪急 惣菜売り場(パース)



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