兵庫県阪神北県民局は、管内の伊丹市、宝塚市、川西市、三田市、猪名川町と連携し、「ひょうご北摂」エリアの暮らしと魅力が体験できる日帰りバスツアーを11月24日(日)と12月1日(日)に催す。
大阪、神戸の都心へのアクセスに恵まれ、里山など自然も豊かな「ひょうご北摂」エリアの住みやすさ、暮らしやすさを体感し、移住のきっかけにしてもらおうと企画。11月は宝塚市、三田市を、12月は伊丹市、川西市、猪名川町を巡るコースが設定されている。
宝塚・三田コースでは、「北摂三田カルチャータウン」で最新のモデルハウスを見学し、“人と自然の共生”をテーマとした「兵庫県立人と自然の博物館」へ。その後、“安産の寺”として全国から参拝客が訪れる「中山寺」(宝塚市)、日本3大植木産地の一つである宝塚・山本地区にある「あいあいパーク」を巡る。
原木栽培で育てたしい茸をバーベキューで味わえる「しい茸ランドかさや」(三田市)で昼食。三田市で街の魅力の発信や移住希望者の相談などを受ける「さんだ住まいるチームメンバー」との懇談会もある。
伊丹・川西・猪名川コースでは、四季折々の野菜を販売する交流拠点「道の駅いながわ」、町内の希少な20種類以上の水生生物を展示する「猪名川町環境交流館」を訪れる。続いて川西へ移動し、奈良時代に開創された「満願寺」を見学。日本最古の酒蔵を移築した「みやのまえ文化の郷」などが点在する伊丹の酒蔵通りも散策する。
ランチは「稲妻家」(川西市)で黒川の里山の景観を眺めながら、健康的な食事を味わう。猪名川町に移住した3人との懇談会では、子育て世代に人気のニュータウン生活などの話が聞ける。両日とも「パティシエ エスコヤマ」(三田市)の焼き菓子のプレゼントも。
昨年の9月・10月に開かれたバスツアーは、2日間で計76人が参加。新しい街での暮らしを想像しながら参加者同士で語り合い、まち歩きを楽しみながら交流を深めていた。
両日とも9時に大阪・梅田集合、17時30分ごろ解散。大人1,500円、子ども1,000円。各日先着30人。①旅行出発日・ツアー名②参加者全員の名前と年齢③住所④電話番号⑤申込理由を記入して、FAX06・6311・8815など旅行企画・実施の「88(ハチハチ)観光」に直接申し込みを(両日の参加を希望する場合は、第1希望・第2希望も記載を)。宝塚・三田コースは11月13日(水)、伊丹・川西・猪名川コースは11月20日(水)締め切り。ひょうご北摂に住み替えを考えている人や興味のある人が対象(ひょうご北摂在住の人は参加不可)。℡0797・83・3133、阪神北県民局 県民交流室 地域振興課。
イベントの詳細などは「ココシルひょうご北摂ライフ」のHPで。