おおむね30歳以上なら誰でも参加ができる生涯スポーツの世界大会「ワールドマスターズゲームズ(WMG)2021関西」のエントリーが2月1日(土)午前10時から始まった。

そのPRとして1月31日に大阪市内で行われたエントリー開始イベントで、WMG2021関西組織委員会の井戸敏三会長(兵庫県知事・関西広域連合長)と松本正義会長(関西経済連合会会長)が、パソコン上のエントリーサイトで実際の入力手順に基づき、大会へのエントリーを「実演」した。来年5月14日から始まる大会で、井戸会長は競泳の平泳ぎ50㍍と100㍍に、松本会長は陸上の100㍍に出場する。
この大会エントリーのために、昨年秋から水泳を「30~40年ぶりに始めた」という井戸会長は「来年は75歳。後期高齢者でも、やり通すことによって健康を保てることを示すロールモデルになりたい」と話した。松本会長は、近くの川沿いでダッシュを織り交ぜた練習を定期的に行っているといい、「目標は15秒台」と意気込んだ。

WMGは国際マスターズゲームズ協会(IMGA)が4年ごとに主宰する、おおむね30歳以上のスポーツ愛好者であれば誰でも参加できる生涯スポーツの国際総合競技大会。第10回大会となるWMG2021関西大会は、関西広域(13府県政令市)を舞台に公式競技35競技59種目が行われ、過去最大規模となる国内外5万人の参加を目標としている。先行して1月6日に開始された会員登録制によるアーリーエントリーには2230人(1月30日AM10時現在)が申し込み、アーリーエントリー募集枠の上限に達した種目もあるという(2月1日から再度エントリーが可能)。
井戸会長は、「エントリー方法は簡単なので、臆せずに申し込んでほしい。このような規模の世界大会に手さえ挙げれば、申し込みさえすれば参加できる。こぞって参加しましょう」と呼び掛けた。
エントリーサイトは https://www.wmg2021.jp/ 競技種別ごとに先着順で、募集枠の上限に達した時点で締め切り。参加料金は15,000円(59競技種目のうち5競技種目まで出場可能)。※一部、2月1日にエントリーを開始しない競技種目あり。