阪急阪神ホテルズは「宝塚ホテル」の新ホテルを、宝塚大劇場の西隣に5月14日(木)に開業すると発表した。宝塚大劇場のオフィシャルホテルである同ホテルは、「夢のつづき」をコンセプトに設定。宝塚歌劇観劇後も余韻に浸ってもらえるよう華やかさと気品を備え、地域の人々にも愛されるホテルをめざす。1926年の開業以来、90年以上街のシンボルとして親しまれてきた宝塚南口の現ホテルは3月31日(火)で営業を終える。
武庫川沿いに生まれる新ホテルは「クラシックエレガント」をテーマにデザイン。街の雰囲気でもある「静けさ」と、宝塚歌劇の「華やかさ」をイメージした装飾を全体に施す。ロビーや宴会場、レストランのカーペットや大理石の床は、スミレやバラ、ツバキなど様々な花をモチーフにした模様で華やかさを表現。メインロビーの階段には現ホテルの象徴でもある赤をアクセントカラーとして受け継ぐ。
地下1階地上5階建ての新ホテルは、1階に大小宴会場、ラウンジ、ホテルショップがあり、2階には中宴会場、ビュッフェや日本料理、鉄板焼きなど三つのレストランができる。3~5階は客室で、スイートルームを含めた計200室を備える。
阪急宝塚駅から宝塚大劇場へ続く「花のみち」に位置し、観劇の行き帰りにも新しい楽しみが増えそうだ。
問い合わせ・宿泊予約はTEL0797・87・1151、宝塚ホテルへ。