「セクシュアルマイノリティと医療・福祉・教育を考える全国大会2021」1/8~17にオンライン開催

「セクシュアルマイノリティと医療・福祉・教育を考える全国大会2021」が、1月8日(金)~17日(日)にオンラインで開催される。大会は2013年にスタートし、8年目の今年で第4回。「つながりから見えるこれからの実践」がテーマだ。医療・福祉・教育とセクシュアルマイノリティに関する20の分科会(参加は有料)のほか、活動・研究報告、全国の当事者団体や専門家らとの交流が、90分を単位に多彩に用意されている。大会の趣旨を理解し、分科会のテーマに関心があれば、誰も参加できる。

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参加費は1回券1,000円、ワークショップ式の「多様性をベースにしたHIV予防教育」を除く19分科会に参加できるフリーパス5,000円。

分科会のタイムテーブルと参加申し込みはコチラ https://queertaikai2020.wixsite.com/2021/session-1

 

この大会はNPO法人QWRC【くぉーく】新設Cチーム企画が共催する。後援には大東市、富田林市、貝塚市、芦屋市、宝塚市、三田市、伊丹市、西宮市、京都市、尼崎市、大阪府、大阪市​、堺市​、明石市(順不同)が名を連ねている。

また、パソコン文字通訳者会ubiquitous(ユビキタス)の協力で、分科会すべてにパソコン字幕と手話通訳を導入し、ろう者や難聴者が自由に参加できるようにする。家族と同居する自宅からの参加が難しい人のためには、大阪産業創造館(Osaka Metro堺筋本町)でライブビューイングも用意されている。

レズビン・ゲイ、バイセクシュアル 、トランスジェダーなど、多様な性を生きるセクシュアルマイノリティは近年、50 を超える自治体で同性パートナーシップ制度が導入されるなど注目を集めている。しかし制度ができても、実生活でセクシュアルマイノリティは様々な場面で困難に直面しがちだ。個々の問題解決や当事者支援に、多くの医療・福祉・教育関係者が取り組んではいるが、その体験の共有や連携は十分とはいえない。この大会はそれぞれの貴重な取り組みや成果を共有し、実践を次のレベルへブラッシュアップしていくための場となってきた。主催者は「今回はこれまで構築してきたネットワークにおける実践の現状と今後の可能性を共有し、模索する機会としていきたい。セクシュアルマイノリティと銘打ってはいるが、医療・福祉・教育という暮らしに欠かせない社会的資源が、すべての人に使いやすいものになるにはどうすればいいかを考える大会になるだろう」と表明している。

 

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