締め切り迫る!
グリーン住宅ポイント制度
今から間に合う
快適リフォームとは?

家で過ごす時間が長くなった今、より良い住み心地を求めてリフォームを考えている人もいるでしょう。そんな人に見逃せないのが「グリーン住宅ポイント制度」です。制度の要点や、10月31日(日)の締め切りに今からでも間に合うリフォーム工事について、一般社団法人 日本住宅リフォーム産業協会近畿支部(神戸市灘区)の矢島一支部長に教わりました。

一般社団法人 日本住宅リフォーム産業協会
近畿支部長
矢島 一 さん

やじま・はじめ●株式会社スペースマイン代表取締役社長。新築・リフォーム、外構、店舗建築など地域や自然と共存共生する住まいづくりを手がける

リフォームは最大30万円相当のポイント

新型コロナウイルス感染症による経済の落ち込みの回復を狙って創設された「グリーン住宅ポイント制度」。省エネ性能が高い住宅を新築、リフォームする場合や、一定の要件を満たす既存住宅の購入を行う場合に、追加工事や様々な商品との交換に使えるポイントがもらえます。

新築住宅の建築・購入で一定要件を満たせば、最大100万ポイントもらえるほか、手軽なリフォーム工事でも最大30万ポイント付与され、申請者が40歳未満か18歳未満の子どもがいる世帯(昨年12月15日時点)が、既存住宅を購入しリフォームを行う場合はポイントの上限引き上げの特例もあります。

発行されるポイントは1ポイント1円相当。家電やインテリア、食料品などの商品との交換のほか、在宅勤務の環境を整えるための工事や防音工事、菌・ウイルス拡散を防ぐ工事などの「新たな日常」や防災に関する追加工事に充てることができます。帰宅時の手洗いのために、玄関周りに洗面台を設置したり、キッチン・浴室・トイレといった水回り、宅配ボックスの設置も対象に含まれます。

以前の住宅ポイント制度に比べて対象品や工事も増えてお得な制度なのですが、あまり知られておらず、工務店が提案して初めて知るお客さんも少なくありません。

内窓設置なら1日の工事でお手軽省エネ

リフォームの場合、窓の断熱改修やエコ住宅設備の設置、外壁、屋根・天井の断熱改修のいずれかが必須です。これに加えて耐震やバリアフリー改修などもポイントの対象になります。  10月の契約締結に間に合うお手軽なリフォームは、窓やドアの改修ですね。ドアや窓から出入りする熱は住まいの中でも大きな割合を占め、外からの影響を一番受けやすい場所と言えます。開口部を断熱すると、冷暖房効率が上がり、省エネにもつながります。

また、今の窓のサッシの位置に内窓を取り付けると、窓の断熱性と遮熱性がアップ。冷暖房費が節約でき、環境にもやさしい住まいになります。本格的な工事も必要なく取り付けは1日で終わり、費用対効果も良く、おすすめです。

各工事の契約締結、そしてポイント発行申請やポイントを利用する追加工事の交換申請などの締め切りは10月31日(日)。リフォームを検討している方は今がチャンスです。生活様式が大きく変わる中、お得な制度を利用し、快適な暮らしを実現してみませんか。

住居によってそれぞれ対象条件などが 変わってきます。
制度について詳しくは
グリーン住宅ポイント事務局ホームページで
https://greenpt.mlit.go.jp/
ポイント交換商品の検索もできます

グリーン住宅ポイント事務局コールセンター
TEL0570・550・744
(9~17時、土・日・祝含む)




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