大阪府箕面市の小学校でキャッチボール教室「心をつなぐキャッチボールプロジェクト」が4月末に開かれ、阪神タイガースOBの桧山進次郎さんらプロ野球OB選手6人が参加した。
このプロジェクトはプロ野球OB選手らが戦う「サントリードリームマッチ」のチャリティ活動の一環として行われ、特別講師として、桧山進次郎さん(阪神 OB)、金村曉さん(日本ハム・阪神 OB、阪神投手コーチ) 、高橋雅裕さん(DeNA・ロッテ OB)、笘篠賢治さん(ヤクルト・広島 OB)、天谷宗一郎さん(広島 OB)、久保文雄さん(DeNA OB)が参加。
小学5・6年生計198人に対して開かれたキャッチボール教室。まずはウォーミングアップを兼ねて、走り方の基本やコツを指南。腕をしっかり振る、膝を上げる、姿勢などいくつかのポイントを実演しながら教えた。
そしていよいよ生徒たちにボールが配られ、「相手が捕りやすいところに投げる」「捕るときは卵と思って大切に」と投げ方・捕り方を学んだら、実際に講師と一緒にキャッチボール。「ナイスボール!」と講師たちの声にニッコリする生徒も。
初めてキャッチボールをしたという5年生の福井理生君は「初めてでドキドキの中で、選手たちと一緒にできて楽しかったです」と振り返った。
子供たちとOB選手らが一人ひとりとハイタッチして、イベントは終了。桧山さんは「やっぱり子供たちの元気な姿はいいですね。コロナ禍で思いっきり遊ぶとかができなかったじゃないですか。やっぱり子供は外で元気よく遊ぶというのが本来の姿だと思うので、このキャッチボールの企画を活用して子供たちとふれ合うというのは嬉しいですね」と喜んだ。