NPO法人 高齢社会をよくする女性の会(樋口恵子理事長)と今年30周年を迎えた高齢社会をよくする女性の会・大阪(植本眞砂子代表)が主催する「第42回高齢社会をよくする女性の会 全国大会in大阪」が、10月21日(土)・22日(日)に大阪経済大学大隅キャンパス(大阪市東淀川区、交通アクセスはコチラ)で開かれる。
テーマは「みんなで話そ! 人生100年時代 地域で‘生’を全うするために」。
1日目の基調講演に、今年6月まで長尾クリニック(尼崎市、現・三和クリニック)の院長として、地域医療に携わってきた長尾和弘医師が登場。シンポジウムには厚生労働省の総務課長や今年91歳になった樋口恵子理事長も登壇する。2日目の午前中は5つの分科会が予定されている。
参加費は2,000円(2日間共通)。いま9月8日(金)必着で参加者を募集中だ。申し込みはWEBで右の二次元バーコードから。申し込み時にパスワード(任意の半角英数字6ケタ)とクレジットカードを手元に用意すると便利だ。
2日間の詳しいプログラムは下記の通り。
◎10月21日(土) 会場:大阪経済大学A館(フレアホール)
12:00~ 受付
13:00~13:30 オープニングアトラクション・開会式
13:30~15:15 基調講演
「人生100年時代の医療・介護とは~地域医療を28年実践してきた医師から次世代に向けての提言~」
講師:長尾和宏
(医学博士・<公財>日本尊厳死協会副理事長・高橋伴明監督の映画「痛くない死に方」原作・医療監修)
15:15~17:00 シンポジウム「人生100年時代のこれからを語る」
コーディネーター:森詩恵(大阪経済大学 副学長・教授)
シンポジスト:小島美里(認定NPO法人暮らしネット・えん 代表理事)
津止正敏(立命館大学特任教授)
山口高志(厚生労働省 総務課長)
樋口恵子(NPO法人高齢社会をよくする女性の会 理事長)
◎10月22日(日) 会場:大阪経済大学D館
9:00~ 受付
9;30~12;15 分科会
【第1分科会】介護の現状と介護保険のこれから
コーディネーター:石田路子(名古屋学芸大学看護学部 客員教授、NPO法人高齢社会をよくする女性の会 理事)
問題提起:小島美里(認定NPO法人暮らしネット・えん 代表理事)
報告:長福洋子(NPO法人エフエー 理事長)
報告:瀬能邦子(高齢社会をよくする女性の会・大阪)
【第2分科会】地域で支え合おう―私たちが望む地域包括ケア
コメンテーター:袖井孝子(NPO法人高齢社会をよくする女性の会 副理事長)
講師:竹端寛(兵庫県立大学環境人間学部 准教授)
講師:守本陽一(一般社団法人ケアと暮らしの編集社/兵庫県豊岡保健所 総合診療医)
講師:内海正子(NPO法人はなのいえ 理事長)
【第3分科会】自分の生き方、逝き方は自分で決める
コーディネーター:沖藤典子(NPO法人高齢社会をよくする女性の会 副理事長・作家)
問題提起:関本雅子(在宅診療医、かえでホームケアクリニック 顧問)
報告:松澤ミサホ(特定NPO法人風の栞 代表・社会福祉士)
報告:上杉和美(みんとケアプランセンター)
【第4分科会】介護する人・される人の尊厳を
コーディネーター:植本眞砂子(高齢社会をよくする女性の会・大阪 代表)
問題提起:渡辺俊之(精神科医、渡辺病院/高崎西口精神療法研修室 院長)
報告:藤原るか(介護福祉士、NPOグレース・ケア 登録ヘルパー)
報告:西村早苗(在宅介護経験者)
【第5分科会】排せつケアが暮らしを変える―失禁は誰にでも起こり得る
講師:浜田きよ子(排泄用具の情報館「むつき庵」所長、高齢生活研究所長)
講師:熊井利將(「むつき庵」副所長、和歌山排泄ケア研究会世話人、ケアマネジャー)
※講義のあと、展示の紹介や質疑応答をする。
12:30~13:00 まとめ・閉会式/大会旗*引継ぎ
*高齢社会をよくする女性の会(2005年からNPO法人として認定)は、会発足のきっかけとなった1982年9月の「第1回シンポジウム」から毎年、全国大会を実施してきた。大会旗はその象徴。直近ではコロナ禍の2020年度の第39回は年度内ギリギリの3月末に東京で、21年は第40回を松山で、22年は第41回を小田原で開催した。
◎問い合わせ
「第42回高齢社会をよくする女性の会 全国大会in大阪」実行委員会事務局
TEL:06・6762・0550(月・水・金のみ応対)