NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ・関西が「離婚後の共同親権について―考えよう! 心配なこと、不安なこと、問題なこと―」と題したセミナーを2月12日(月・祝)に大阪市公民館本庄会館(大阪メトロ天神橋筋六丁目から北へ徒歩5分)で開く。参加無料。2月8日(木)までに要申し込み(先着50人まで)。食糧支援あり。受け付けは13時30分から、14時開始。
家族法の見直しを検討してきた法制審議会の部会が1月30日に、離婚後も父母双方の親権を認める「共同親権」を選べるようにする要綱案をまとめたことを受けたもので、講師は離婚やDV(家庭内暴力)などの相談を受けてきた女性共同法律事務所(大阪市中央区)に所属する乘井弥生弁護士。要綱案では「父母の協議で単独親権か共同親権かを選び、折り合わない場合は家庭裁判所が定める」としているが、当事者からは「離婚後もDVや子への虐待が続くことになるのでは」との懸念の声が根強い。政府は通常国会に関連法案を提出する方針。
申し込みは下記のNPOしんぐるまざあず・ふぉーらむ・関西のホームページ「お問い合わせ」から。保育が必要な場合は、子どもの年齢と名前を申し込み時に記載。