校歌ワンフレーズ歌えたらランチ半額以下 西宮の洋食店が4月から始める「勝手に学食」とは?

 西宮市高松町の洋食店「洋食とワインのお店 土筆苑」が、4月1日(月)から「勝手に学食」を始める。近隣の関西学院大学、神戸女学院大学、甲南大学をイメージしたオリジナルランチメニュー3種が、それぞれの大学の校歌をワンフレーズ口ずさむことができれば、通常1800円(税別)のところを800円(税別)で食べられる。

【関西学院大学ランチ】人工芝のランチョンマットに「アメフトボールハンバーグ」「チキン勝つ南蛮」「山盛りサラダボール」が並ぶボリューム満点のセット
【女学院ランチ】可憐な銀色ランチョンマットに「ミニデミグラスハンバーグ」「プリプリ海老カツ」「土筆苑プリン」が。花束風の「スティックサラダパフェ」も華やか
【甲南大学ランチ】金箔をかけたライスのほか「鳴門金時さつまいものスープ」「金華ハムのシーザーサラダ」「金箔ハンバーグ」。”未来の社長”へ、金色づくしの豪快さで

 

 地域交流と新生活・新学期を迎える大学生を応援したいとの思いで始める。学校になじめず、学食での昼食に居心地の悪さを感じている大学生に居場所を提供し、若い世代と地域社会とが結びつきを深める機会を提供するための「大学非公認」サービスであるという。

 ユニークなのは、対象を3大学の学生に限定しないこと。OBや職員、さらにはなぜか校歌を歌えてしまう人でも、“愛校心”があれば割引きの対象になる。

 「地方出身者や新入生など、お昼ご飯を少しゆううつに感じている大学生が、大学の敷地を離れて地域社会と交流することで、自分の居場所や思わぬ出会いに遭遇するその助けになれたら」と同店の担当者は話している。提供は平日ランチ時(11時~15時)のみ。ご飯はすべておかわり自由。

 

 「洋食とワインのお店 土筆苑」は地域に根差した洋食店として1973年に創業。かつて店の真向かいに阪急西宮スタジアムがあったことから、当時阪急ブレーブスの選手や球場を訪れるファンに絶大な支持を受けた「ステーキサンド」を復刻させた。また昨年末には、創業45周年を機に、太古の暮らしと食生活に思いを馳せ、古代の食文化を現代風にアレンジした「縄文洋食」を提供。食を通じて様々な話題を発信する店として知られている。

https://www.asahi-family.com/gourmet/16480(朝日ファミリーデジタル「縄文洋食」ニュースのページへ)

 

℡0798・65・3366(月曜休) https://www.tsukushien.com/

 




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