アバリーナ千船 リニューアルオープン
大阪・西淀川 明るさとにぎわいアップ

阪神千船駅(大阪市西淀川区)の高架下商業施設「アバリーナ千船」が6月27日、リニューアルオープンした。阪神電鉄、阪急阪神不動産、阪急阪神ビルマネジメントが大規模リニューアルを実施。食品スーパーマーケット「イオンフードスタイル千船店」をはじめ、美容室、ファーストフード、飲食店など14店舗が新たにオープンした。

阪神千船駅高架下のリニューアルオープンした「アバリーナ千船」

1978年の高架化工事完成後、商業施設が順次整備され、地域の生活拠点として親しまれてきた千船駅。「新しさの中の変わらぬランドマーク」をコンセプトに、従来のものやつながりを大切にしながら、地域活性化にも貢献する施設を目指し、リニューアルが計画された。照明を演出し、ナチュラルテイストの素材を使うことで、明るさとにぎわいを創出。2階の駅コンコースから商業施設の入り口までの一体感を出し、館内2カ所に緑が印象的なレストスペースを設けるなど、心地よい空間となっている。

緑とナチュラルテイストで明るい雰囲気に一新された

20店舗のうち、14店舗が新規オープン。1階の「イオンフードスタイル千船店」は50年にわたって駅前で愛され続けてきた「グルメシティ千船店」が移転し、より立ち寄りやすくなった。「あがらの」は『和歌山ブランドを身近に』がコンセプト。和歌山にちなんだ便利でうれしい食品や雑貨が豊富にそろう。

「ドムドムハンバーガー」もお目見えした

1970年に創業した日本最初のハンバーガーチェーン「ドムドムハンバーガー」も出店。千船限定カラーの「どむぞうくんぬいぐるみ」が数量限定で登場している。

「#古着de行こか。」は無人販売の新業態

2階で注目は「#古着 de いこか。」。海外直輸入の高品質な古着をリーズナブルで提供し、人目を気にせず気軽に利用できる無人営業スタイルが話題を呼びそうだ。

「匠 TAKUMI」はふわふわ鰹節たっぷりの細うどんを提供

昔懐かしく、今の時代には新しい駄菓子店「うまい堂」、こだわりの自家製麺の細うどんを、削りたての鰹節たっぷりで食べられる「匠  TAKUMI」も要チェックだ。新規14店舗のうち、1店舗は今秋オープンする。

 

「アバリーナ」は都市と港を意味する「アーバン」と「マリーナ」の合成語。都市生活の港になるようにとの願いを込めて、1986年の施設開業時から使用されており、リニューアルに合わせてロゴデザインも追加された。阪急阪神不動産では、「港から広がる人々の交流の場を引継ぎ、より一層愛される施設を目指します」としている。

アバリーナ千船
https://urbarina-chibune.jp/




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